私的に明るいニュースが。
日本時間で本日未明に行われた
ドバイワールドカップというレースで
日本馬の1・2フィニッシュという快挙が
成し遂げられました!
知らない人にはなんのこっちゃって感じかもしれませんが
世界最高賞金(1着4億9000万円)で、世界のトップホースが
集うレースです。最有力馬が直前回避となってましたが、
そんなケースでも幾度となく世界の壁に跳ね返されて来て
ましたので、今回もチャンスはあってもどうかなと思ってましたが。
結果は日本勢の1・2着という最高の結果に。
終始先頭を走ったトランセンド(結果2着)の騎手藤田の騎乗が
しびれる。もっと速く走りたいという馬をなだめるために頭を
内側に向けて、うまく力を抜かせて走らせてます。
1着になったヴィクトワールピサに騎乗したデムーロの乗り方も
圧巻。スローペースと判断してレース中盤からドン尻から先頭まで
一気に進出。結果勝たせてしまうのですから大胆かつ繊細。
日本のもう1頭ブエナビスタは8着で残念でしたが、皆無事レースを
終えて良かったです。
今の日本の現状を知ってか知らずか、お馬さんが世界で頑張って
くれました。人間も負けてられないって話です。
最後にドバイイ話。
昔、ホクトベガという馬がいました。彼女は1997年のこのドバイワールドカップの
レース中、アクシデントにより命を落としてしまいました。そして14年後、こうして
日本馬が優勝し、混沌とした今の日本にささやかな明るい話題として報じられた
レース当日3月26日はホクトベガの誕生日だったそうです。きっと彼女が天国から
そっと力を貸してくれたのかもしれません。なんて事を競馬ファンは結構言いたく
なるんです。
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